「ブライスドールズトーク」天野千尋監督インタビュー

ブライスが主人公のミニドラマ「ブライスドールズトーク」の監督を務めたのは、映画『ミセス・ノイズィ』でも知られる天野千尋監督。そんな天野監督へのインタビュー全文を公開!人形ドラマの制作は初めてという天野監督が、撮影を終えた感想や各キャラクターについて、そして番組の見どころを教えてくださいました。
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収録を終えた率直な感想
Q:収録を終えた率直な感想をお聞かせください。
“動かない”人形ドラマを考えることが初めてでしたが、作っているうちに人形たちの性格、生き物としての“生態”が見えてきました(笑)。撮る角度によって嬉しそうに見えたり、落ち込んで見えたり、怒って見えたり……“表情”があることに気づいて、人間と同じように生きて “心”があるみたいだな、と感じました。さらに、撮影した映像を台詞と照らし合わせながら編集しているうちに、カメラでどう被写体を捉えるかで、表情が豊かになるということにも気づきました。そこに気づいてから、よりエモーショナルなドラマになることを心掛けて作りました。
“動かない”人形ドラマを考えることが初めてでしたが、作っているうちに人形たちの性格、生き物としての“生態”が見えてきました(笑)。撮る角度によって嬉しそうに見えたり、落ち込んで見えたり、怒って見えたり……“表情”があることに気づいて、人間と同じように生きて “心”があるみたいだな、と感じました。さらに、撮影した映像を台詞と照らし合わせながら編集しているうちに、カメラでどう被写体を捉えるかで、表情が豊かになるということにも気づきました。そこに気づいてから、よりエモーショナルなドラマになることを心掛けて作りました。
メインキャラクターのソフィア・櫻子、エマについて
Q:ソフィア・櫻子、エマはどんなキャラクターでしょうか?
最初に脚本家のねじめさんから3人の設定をご提案いただきました。主人公の“ソフィア”は帰国子女の大学生が持ち主で、割とハキハキした性格、リーダーというポジションです。“櫻子”は関西弁を話す設定で、チャキチャキしているけど性格はネガティブ、マイナス思考、どこかおじさんぽい雰囲気です。そのキャラクターに合うドールを探すため販売店に行って、“キャスティング”してきました(笑)。“エマ”は、クールでするどく突っ込む、口数は多くないけど冷静に話すタイプで、ファッションはゴシック風です。
最初に脚本家のねじめさんから3人の設定をご提案いただきました。主人公の“ソフィア”は帰国子女の大学生が持ち主で、割とハキハキした性格、リーダーというポジションです。“櫻子”は関西弁を話す設定で、チャキチャキしているけど性格はネガティブ、マイナス思考、どこかおじさんぽい雰囲気です。そのキャラクターに合うドールを探すため販売店に行って、“キャスティング”してきました(笑)。“エマ”は、クールでするどく突っ込む、口数は多くないけど冷静に話すタイプで、ファッションはゴシック風です。
脚本のねじめ彩木(さえき)さんについて
Q:ねじめ彩木(さえき)さんの脚本から制作について
ねじめさんにベースを書いていただき、演出を考えながら提案したりしました。第一話が「ニキビが出来ていると思ったら、それがキムチの汁だった」から始まるんですが(笑)、そこからも分かるように特別なファンタジーの世界を描くのではなく、あくまで人間世界からの地続きのお話になっていると思います。人間のガールズトークのような雰囲気の、“ドールズトーク”です。
ねじめさんにベースを書いていただき、演出を考えながら提案したりしました。第一話が「ニキビが出来ていると思ったら、それがキムチの汁だった」から始まるんですが(笑)、そこからも分かるように特別なファンタジーの世界を描くのではなく、あくまで人間世界からの地続きのお話になっていると思います。人間のガールズトークのような雰囲気の、“ドールズトーク”です。
制作する上で、イメージした作品は?
Q:制作する上で、イメージした過去の作品はありますか?参考にした作品があればお聞かせください。
完全な静止画ではないけれど、コマ撮りアニメのように動かすわけでもないということで、初めは「オー!マイキー」をイメージして作り始めました。ですが、作りながら「オー!マイキー」とは違って、手足や顔を動かすような演出にしたので、もう少し生身っぽく、感情を表現していくような感覚がありましたね。最初に頂いたオーダーが「オー!マイキー」や「紙兎ロペ」のようなちょっとシュールで面白い作品ということだったので、そんな雰囲気を目指しました。
完全な静止画ではないけれど、コマ撮りアニメのように動かすわけでもないということで、初めは「オー!マイキー」をイメージして作り始めました。ですが、作りながら「オー!マイキー」とは違って、手足や顔を動かすような演出にしたので、もう少し生身っぽく、感情を表現していくような感覚がありましたね。最初に頂いたオーダーが「オー!マイキー」や「紙兎ロペ」のようなちょっとシュールで面白い作品ということだったので、そんな雰囲気を目指しました。
視聴者へのメッセージ
Q:本作をこれから見る視聴者の方に見どころとメッセージをお願いします。
人形としての可愛さはもちろんのこと、彼女たちが怒ったり喜んだり悲しんだりしている佇まいなど、“人形”というよりも人間的な愛着が湧いてくる不思議な番組になっていると思います。ぜひ、ドールたちの魅力をご堪能ください。
人形としての可愛さはもちろんのこと、彼女たちが怒ったり喜んだり悲しんだりしている佇まいなど、“人形”というよりも人間的な愛着が湧いてくる不思議な番組になっていると思います。ぜひ、ドールたちの魅力をご堪能ください。
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「ブライスドールズトーク」 毎週(火)・(金)15:00~新エピソード配信!